- 乳輪の平均サイズ
- 乳輪の平均的なサイズは直径3.5センチ程度と言われています。
小さい人ならば2~3センチ。大きい人で7センチです。平均すると4~5センチの間です。
直径が5センチ以上あると大きいほうに入ります。
ただし大切なのは、バストとのバランスです。
2種類の方法から、状態・適応を考え
適した手術を選択します。
乳輪縮小 治療概要
乳輪縮小術は、乳輪部分の皮膚を切除し、縫合することで、乳輪を縮小する施術です。
どの程度縮小するかによって切除の方法が異なります。
乳頭基部切除法
乳頭基部切除法は、乳頭の基部の中心にある乳管を残し、基部の皮膚を切除して、高さを低くする方法です。
乳輪外周切除法
乳輪外周切除法は、乳頭の周囲をドーナツ状に切除し、乳頭の根元の方へと縫い縮めていく方法になります。
いずれの方法においても、
乳輪の大きさや形を、
お客様のご希望にあわせて綺麗に
デザインしていくことが可能です。
施術の流れ
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- カウンセリング
女性カウンセラー、また形成外科出身の医師によるカウンセリングを行っています。
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- デザイン
施術前に患者様のご要望をしっかり確認した上で、適切なデザインを行い、切除部分を決定します。
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- 施術
最新のRFメス(最新の電気メス)を用いますので、出血も少なく、またオプションの静脈麻酔を選択すれば、術中に痛みを感じることはほぼありません。切除した箇所は、吸収される糸を用いて縫合します。
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- 術後の通院
医師による経過観察を行うため、術後数回の通院をお願いしております。
高品質な施術器具を採用
- RFメス
- 微細な切れ味で焦げの少ない凝固を可能にするRFメスを採用しています。RFメスは過剰な熱変成を抑えるため、組織の損傷が少なくてすみます。一般的な電気メスよりも高い周波数(4.0MHz)を用いており、皮膚のより狭い範囲に熱を集中させることができ、組織炭化を最小限に留めることが可能です。この機械の利用により、出血がほとんどないこと、創縁が組織炭化が最小限となり、術後の痛みがより軽減され、傷がよりきれいに治るというメリットがあります。
痛みを抑えるオプションをご用意
- 医療用ボンド
- 医療用ボンドによるコーティングをオプションでお選びいただけます。施術箇所を丁寧に縫合した後、医療ボンドでコーティングすることにより、施術後に濡れた場合でも痛みが少なくなります。吸収糸のため抜糸の必要もありません。
- 静脈麻酔
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施術の際、通常は局所麻酔を行いますが、オプションで静脈麻酔を選んでいただけます。
静脈に点滴の針を刺す痛みはありますが、あとは施術が終わるまでお休みいただけるため、
術中に痛みを感じることはありません。目が覚めたら手術が終わっている、
という麻酔ですので、手術中のストレスが一切ありません。
- ロピオン点滴
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手術中にロピオンの点滴を行うことで痛みを術中だけではなく術後の痛みも軽減します。他クリニックにおいて、数日間という長時間、痛みを抑える鎮痛剤を用いる、ということを宣伝しているところもありますが、そのような鎮痛剤が体に負担がないわけがありません。
まず、そもそも、そのように長い間、痛みを生じる治療ではありません。アモーレクリニックでは、患者様の健康と安全性を最優先して、非ステロイド性鎮痛剤であるロピオンを使用しています。ロピオンは、高齢者の治療などでも用いられる安全・有効な鎮痛剤です。
短いダウンタイムの実現
- 短いダウンタイム
- 1~2週間で抜糸でき、その後は通常の生活に戻れます。シャワーは手術当日から可能(ただし傷口を濡らさないように)、入浴は抜糸後からとなります。
乳輪の大きさのお悩み・原因と
アドバイス
乳輪のサイズは生まれつき変わらないとは限りません。生活習慣やホルモンバランスなどによっても、変化することがあります。
遺伝的要因で先天的に乳輪が大きい方もいれば、後天的な原因も指摘されています。後天的なものの一つが、ダイエットの影響です。太ることでバストが大きくなるとその分乳輪も広がり、急激なダイエットでバスト痩せしても皮膚だけは伸びたままで、乳輪サイズは大きいまま、という流れです。もう一つは、妊娠によるものです。赤ちゃんに母乳を与えるためバストが大きくなり、それに伴い乳輪も広がるのです。
ずっと大きなまま、あるいは広がってしまった乳輪は、施術によって小さくすることが可能です。悩んでいる方は、ぜひ一度私たちにご相談していただければ幸いです。
以下に、乳輪の大きさに関する代表的なお悩みと回答を紹介します。
施術後の傷跡はどのようになりますか?
乳頭基部切除法では、傷が目立ちにくいことと、ツートンになりにくいというメリットがあります。ただ、大きな縮小は難しいので軽度の症例で用いられます。
乳輪外周切除法では、大きな乳輪を縮小するときに向いています。ただ、傷の境界がはっきりしやすいというデメリットがあります。だんだんなじんでぼやけていきますが、最初は気になるかもしれません。乳輪のトーニングなどを併用してツートンを改善する方法もあります。
どちらの方法も、多くとるほどギャザーになりやすいので、それを丁寧に取り除きながら可能な限り自然な仕上がりになるように工夫しています。
施術後のシャワーや入浴はいつから
できますか?
基本的に1週間で抜糸できますので、入浴は抜糸後(7日後以降)から可能です。シャワーは、患部を防水テープ等で濡らさないよう注意していただければ、当日からでも可能です。
施術後の腫れや痛みはありますか?
副作用として、腫れ・内出血・痛みがしばらく続く可能性があります。一般的には、時間の経過とともにだんだん治まっていきます。痛みがつらい場合は、痛み止めを処方いたしますので、どうぞお知らせください。
乳輪縮小 施術概要
- 施術時間
- 20~30分程度
- 麻酔
- 局部麻酔・静脈麻酔(オプション)
- 術後の通院
- 抜糸1週間(吸収糸の場合は不要)・必要に応じて検診
- 副作用
- 腫れ、内出血、痛み、切開部分に傷跡
- ・入浴・シャワー
- 傷を保護しすれば当日からシャワー可。抜糸後(1週間後)から入浴可。
- 性交渉
- 1週間後から
- その他
- なし
乳輪縮小 料金表
形成Dr.からのコメント乳輪縮小は基部で切除する方法と外周で切除する方法があります。多くの量をとる場合は外周で行いますが、ツートンになりやすいことがデメリットです。外周切除の場合、ツートンになり肉用にウェーブ上にデザインしたりギャザー切除を利用して傷の境界が丸(まる)の円にならないように気を配っています(もちろん限界はあります)。
また、基部切除は傷が目立ちにくい、ツートンではない、というメリットがあります。しかし、あまり多くの皮膚を切除しにくく、多く皮膚をとることで乳頭が引っ張られて低く、横方向に大きくなるという現象が起こります。ただ、乳頭の大きさも気になっていて、乳頭縮小と併せて行う場合は、乳輪縮小のデメリットを乳頭縮小のメリットに変えることができますので、とてもおすすめです。
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