デリケートゾーンの汚れが気になるけど、きちんと洗えている気がしない……
毎日デリケートゾーンを洗っているけど、この洗い方で合っているのかな？
最近デリケートゾーンの臭いが気になる……
近年、デリケートゾーンの汚れや匂いを気にする人が増えています。
正しく洗っておかないと、トラブルが起こりやすい部分でもあり、ケアアイテムも以前に比べると多く販売されるようになりました。
本記事では、デリケートゾーンの正しい洗い方やポイントを解説していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてください。
デリケートゾーンの汚れとは？
デリケートゾーンは、その構造からゴミが溜まりやすくなっています。しかし、自分では確認しづらい部分のため気にして洗っていない人もいるでしょう。
もし、汚れを放置して蓄積されていくとトラブルが起こりやすくなってしまいます。
正しい洗い方を解説する前に、デリケートゾーンのゴミの正体について解説していきます。
デリケートゾーンのゴミの正体
まずは、デリケートゾーンに溜まるゴミの正体は何なのか見ていきましょう。
デリケートゾーンが綺麗に洗えているか確認したときに、白いゴミが溜まっていることがあります。
実は、このゴミには名前があって「恥垢（ちこう）」と呼ばれており、これがデリケートゾーンのゴミの正体です。
この恥垢とは、汗や皮脂、経血・おりものなどの分泌物や、尿などの排泄物が溜まることでできます。
女性器は、複雑な構造をしているため入浴中にお湯だけでは汚れが落としにくいです。そのため、どうしても恥垢が溜まりやすくなります。
汚れを放置するとトラブルにも
恥垢ができることは珍しくないので、少しくらいなら見つけたときに洗い流しましょう。
しかし、恥垢がずっと残ったままだと雑菌が繁殖して、トラブルを起こす可能性があります。
トラブルで一番多いのは、雑菌が増えることで臭いが発生することです。デリケートゾーンの臭いがコンプレックスと、悩む女性は多いので気をつけておきましょう。
他にも、痒みがでることも考えられます。デリケートゾーンを洗うときは、汚れを取るコツがあるので次の項目で詳しく見ていきましょう。
デリケートゾーンの汚れを取るコツ
デリケートゾーンは丁寧に洗って汚れを取り除いておかないと、臭いや痒みの原因となります。
しかし、洗うといってもデリケートゾーンの洗い方なんて誰かに教えてもらうことは滅多にありません。
ここからは、デリケートゾーンの汚れを取るコツについて解説します。
- 正しい洗い方で汚れを取る
- 洗った後は保湿を行う
- 洗いにくい方は小陰唇施術もおすすめ！
簡単にできるものもあるので、ぜひ実践してみてください。
正しい洗い方で汚れを取る
デリケートゾーンは、繊細な箇所なので正しい洗い方で汚れを取る必要があります。
まずは、以下の順番で丁寧に優しく洗っていきましょう。
①ソープを使う場合はよく泡立てる
②手で優しく撫でるように洗う
③ひだの部分は手で広げて洗う
④しっかり洗い流す
デリケートゾーンは、尿や分泌物で汚れがつきやすく垢が溜まりやすいので、毎日洗って汚れを落としましょう。
皮膚が薄くて、名前の通りデリケートな部分なので、強く擦ると刺激になります。そのため、スポンジなどは使わず手で優しく洗うのがおすすめです。
とくに恥垢が溜まるのは、皮膚が重なってひだになっている部分なので、指で広げて丁寧に洗ってください。
ソープを使って洗った場合は、トラブルの原因にならないよう、すすぎ逃しがないように注意しましょう。
洗った後は保湿を行う
お風呂から上がった後はタオルで水分を拭き取り早めに保湿をしましょう。
実はデリケートゾーンは乾燥しやすい箇所です。乾燥がひどくなると、臭いや痒みだけでなく、黒ずみといったトラブルも起こりやすくなってしまいます。
40代を過ぎた頃から女性ホルモンの分泌量が減って、おりものも少なくなり乾燥がより進むので、若いうちからケアしてあげるのがおすすめです。
保湿する場合は、クリーム、軟膏、オイルなど自分が使いやすいものから選びましょう。
もし、洗浄後に肌のツッパリを感じたら乾燥し始めている可能性があるのですぐにケアを始めてください。
洗いにくい方は小陰唇施術もおすすめ！
デリケートゾーンを洗っているときに、洗いにくさを感じる人も少なくありません。
人によって形はさまざまなため、洗っても汚れが落としにくい、尿を拭いても残ってしまうと悩む人もいます。
そのようなときは、美容外科で「小陰唇縮小術」を受けるのを考えてみてもいいでしょう。
小陰唇縮小術とは、肥大してしまったビラビラを切って整えることで洗いやすい状態を目指します。
洗いにくさだけでなく、以下のような悩みを解決でき、トラブルの少ない状態に導いてくれます。
- 見た目に悩んでいる
- 下着で擦れて痛みを感じる
- 蒸れやかゆみ、ニオイが気になる
最近では、このような婦人科系の美容整形も人気になってきているので、気になる方は一度相談してみましょう。
まとめ｜正しい洗い方でデリケートゾーンの汚れを解消しよう！
本記事では、デリケートゾーンの汚れが気になる方へ、正しい洗い方やポイントを解説してきました。
デリケートゾーンには、汚れが溜まりやすく毎日丁寧に洗ってあげる必要があります。できれば専用ソープを使って優しく洗ったら、乾燥しないように保湿をしてください。
今回紹介した正しい洗い方で、デリケートゾーンをいつも清潔に保ちましょう。
本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会（JSAS及びJSAPS）所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。
