デリケートゾーンが黒ずんでいて気になる……
デリケートゾーンのひだが黒くなっているのが気になるけど、どうしたらいいかわからない……
なかなか人には相談できないデリケートゾーンの悩み。ひっそりと不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
事実、デリケートゾーンのひだの黒ずみが気になっている女性は多くいらっしゃいます。
このコラムでは、デリケートゾーンにあるひだが黒ずむ原因や改善方法について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
デリケートゾーンのひだが黒ずむ原因は?
デリケートゾーンが黒ずむ原因は「色素沈着」です。
皮膚は刺激を受けると、色素沈着の原因となるメラニン色素を生成し黒ずみとなります。
デリケートゾーンはさまざまな刺激を受けやすい場所です。
そこで、この項目では色素沈着の原因となりやすい以下3つについて解説します。
●摩擦による刺激
●ナプキンなどによるかぶれ
●女性ホルモンの増加
1つずつ見ていきましょう。
摩擦による刺激
1番の大きな原因は摩擦による刺激です。
デリケートゾーンでは、以下のような摩擦による刺激を受けています。
●下着のこすれ
●陰毛のこすれ
●トイレットペーパー
また、汚れや臭いを気にしてお風呂でゴシゴシと洗ってしまうのもデリケートゾーンにとっては刺激となります。
ナプキンなどによるかぶれ
摩擦のほかに多い原因としてあげられるのが、デリケートゾーンのかぶれです。
生理用ナプキンやおりものシートをつけていると蒸れたりこすれたりして、かぶれの原因となります。
肌とナプキンやおりものシートの素材が合わないとかぶれが起きる可能性もあるので、自分に合ったものを使用することが大切となります。
女性ホルモンの影響
摩擦やかぶれといった刺激だけでなく、女性ホルモンも色素沈着の原因となります。
女性ホルモンの分泌が増えると、色素沈着の原因となるメラニン色素も増加するためです。
そのため、女性ホルモンの分泌が多くなる妊娠時期はデリケートゾーンの黒ずみやすくなっています。
分泌の増加だけでなく、ホルモンバランスの乱れも黒ずみの原因の1つです。
ストレスや不規則な生活によってホルモンバランスが崩れると、肌のターンオーバーも同様に乱れてしまい、メラニン色素が排出されないためです。
デリケートゾーンのひだの黒ずみの改善方法
さまざまな原因によって黒ずんでしまうデリケートゾーンのひだですが、正しい方法を知れば改善できます。
そこで、ここではデリケートゾーンのひだの黒ずみの改善方法を3つ紹介します。
●生活習慣を見直す
●セルフケアをする
●婦人科で施術を受ける
今日から始められるものもありますので、ぜひ参考にしてください。
生活習慣を見直す
まずは生活習慣を見直すようにしましょう。
前述したとおり、デリケートゾーンはさまざまな刺激によって色素沈着が発生します。
原因となる刺激を取り除くだけでも効果はあると言えるでしょう。
気を付けるべきこととして以下があげられます。
●ゆとりのあるサイズの下着を選ぶ
●通気性のいい蒸れにくい下着を選ぶ
●トイレットペーパーを使う際は優しく当てて水分を吸い取る
●お風呂ではぬるま湯で優しく洗う
●ナプキンやおりものシートはこまめに替える
また、寝不足になるとターンオーバーが遅れてメラニン色素の排出も遅れます。
睡眠をしっかり取ることも改善方法の1つですので、気を付けてみてください。
セルフケアをする
市販で売られているデリケートゾーン用のソープやクリームを使ってセルフケアをするのもおすすめです。
黒ずみが気になるからと美白のものを使いたくなるかもしれませんが、デリケートゾーンにとっては刺激が強いので、必ずデリケートゾーン用のものを使用しましょう。
セルフケアをする際は、以下の点に注意してください。
●初めて使用するアイテムの場合は、必ずパッチテストを行う
●アイテムを使用する際は、ゴシゴシとこすらず優しくなでるように行う
間違った方法でケアをするとかえって悪化する場合があるので、アイテムの説明書もよく読んで行いましょう。
婦人科で施術を受ける
生活習慣の改善やセルフケアをしても黒ずみが消えない、といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度婦人科に行ってみましょう。
婦人科ではさまざまなデリケートゾーンの相談が可能です。
当院では、デリケートゾーンのひだの黒ずみにお悩みの方には小陰唇縮小をご案内しています。
小陰唇を切除する施術です。
小陰唇縮小は黒ずみだけでなく、以下のさまざまな悩みも解決できます。
●擦れや痛みに困っている
●大きくはみ出しているひだが気になる
●臭いやムレが気になる
小陰唇はホルモンバランスの乱れや年齢によって大きさや形も変化します。
黒ずみだけでなく大きさも気になっている方は、ぜひ一度婦人科へ相談してみてください。
まとめ|気になるデリケートゾーンのひだの黒ずみを改善しよう
今回はデリケートゾーンのひだの黒ずみについて解説しました。
気になる黒ずみは生活習慣の見直しやセルフケアで改善することが可能です。
簡単にできることも多いので、ぜひ一度トライしてみてください。
なかなか自分では改善できなかったという場合は、ぜひ一度当院へお越しください。一緒に黒ずみを改善しましょう。
本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。